首から上が全身運動にどうつながるか

頚椎、顎、咽喉、舌、鼻、副鼻腔、目、耳、頭蓋骨、脳・神経、血管、表情筋。

首から上の限定された部分で、表情筋の体操とか、唾液の出をよくするとか、この部分で完結する運動としてはたくさんありますが、おそらく、この部分を全身運動と結びつける人はすくないかもしれません。

これらを調べていくと、どんどんとまた広い世界があります。

これもまたとても地味な作業です。

人によってではありますが、ほとんど実際には動きはなくとも、後頭部を上に引き上げながら少し前方に動かすイメージが胸椎の動きにかなり大きな影響があることだったり、

腕なんかはやっぱり直接的な関係があるなとか、

全身的な緊張にもやっぱり効く人にはすごく効きます。

口の開け閉めの動きでも、またまた新たな発見がありました。

口を開ける時よりも、閉じる時に妙な緊張があることに気づいたり、表情筋ともすごく関係しています。歯並び、表情筋と心理的なものも、結構結びついているなということもなんとなくまとまってわかってきたように思います。

まあ、脳や重要な神経、血管がある場所ですから、全身の運動の改善に大きなカギを握っているということは、知識としては当たり前のことですが、

実際どのように、どこにつながっていくかという具体的なことは、なかなかわかっていないのではないでしょうか。

もちろん人によってやっぱりかなり違いますが、典型的なものなら、かなりパターン分けもできるようになってきたように思います。単純に自己満足のような喜びですが、

クライアントに還元できることはうれしい限りです。

ひどい花粉症の人が、すごくすっきりしたといって喜んでくれました。花粉症を目標にしていたのではなく、全身的な緊張が、やっぱり頭部の動きと関係していたからなんですが、調べてみるもんだなといつも思います。

これらの関係をひとつづつ調べたものは、またテーマを考えて少しづつ公開していきたいと思います。

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