バトンを持つと速く走れる

地域によっては運動会シーズンとなってきました。呉市も例年小学校は運動会がこの時期に行われます。

そういうわけで、運動会を少しでもやる気をもって楽しんでもらえるようにと、毎年、かけっこ教室もペアーレれんがどおりさんの協力で開催させてもらっています。運動会といえばリレーですね。

また、これから陸上競技のシーズンにもなってきました。5月ごろは各県のインターハイ予選なんかが行われて、学校対抗のポイント争いも総合優勝をかけて熱戦が繰り広げられます。

その中でやっぱり盛り上がるのが、大体、最終日に行われるリレーですね。世界陸上でもリレーはトリの種目というのが通例でしょう。特にマイルリレーは、走るほうも、応援するほうもめちゃくちゃ盛り上がって、熱くなります。

思い出したら熱いものがこみ上げてきます(笑)

さて、バトンを持つと速く走れるっていうのは、陸上競技のリレー種目でよく言われることです。

氣のせいではなくて、本当に実力以上の力を発揮して走れるということはざらにあります。バトンを持つと走りやすいという選手もいます。本番だけではなくて練習なんかでもやはりちょっと違うような氣がします。

その逆も多分あるとは思いますが、ここでは、なぜそういうことが起こるのか?その可能性について少し考えてみます。

要因は一つではありませんが、よく言われるのは

一般的にありがちな解釈として、バトンや駅伝のたすきなどで一体感を感じるだとか、責任感だとかそういう解釈もできますし、やはり本番なら、さっきも触れたように、熱い声援が選手を勇気づけたりすることもその一つですね。

添付した画像はそれこそもう20年ほど前の私が教えていたチームのリレーの選手の晴れ姿です。

今もこの写真を見ると当時の選手や自分の熱い気持ちを思い出させてくれます。

ここでは、3走の選手がアンカーに檄?というのかどうかわかりませんが、それらしきものを飛ばしていますね。こういうのも力が出る一つの要素かもしれません。

こういった精神的な部分での説明が多いですが、全く違う説明としてやはりバトンを持つことにより無駄な力が抜けるからというのがありますが、やはりこれも実際大きいんじゃないかと思っています。

でも、なぜ力が抜けるのか? 具体的な説明はやはりむずかしいようですね。

でもあえて説明するとすれば、バトンという物体を持つことで物理的にも少し変わりますが、大きく変わるのは、それにともなう意識の変化のことです

少し説明できそうな?事例があったので、次回また説明したいと思います。

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