物理的な動きと意図のある動き

物理的な動きと意図のある動き

「そもそも”良い動き”ってなんですか?」

とある方から、問われたことがあります。

ちまたでも「動きの質」っていう表現を耳にします。

質の良しあしって、数値では表現できないことが多い。

バイオメカニクスでは、物理学の側面から、こういったものを角速度やら、ニュートンといったいろいろな単位をつかって、数値で表現しようとします。

良い動きとはなんだ?という先の質問ですが、当時はうまく答えられませんでした。わかるともわからないとも言えませんでした。

今は・・・本当にわかっているか?と鋭く質問されれば、

「あんまりわかりません!」と逆に自信を持って答えます(笑。

もちろん良い動きの条件の一つには、物理的な法則がうまくいかされている動きであるというのは、ある程度間違いない事実でしょう。

しかし、人の良い動き、質の高い動きというのには必ずそこには何かしらの意識、意図がかならず働いています。

それと物理はイコールか、と言われると、そうでもないんじゃないかとも思います。

数値だけではない、いくつかの別の角度、尺度、あるいは段階・レベルが存在していると考えています。

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