脊髄損傷の方のセッション
先日のセッションでの出来事
約1年ぶりで、来られた方がいらっしゃいました。
初めて来られた時よりもずいぶん昔から、手術による脊髄損傷があり、特に右下半身のコントロールが不良でしたが、もちろん完全には戻るはずはないのですが、自分の動ける範囲で、コントロールする訓練で徐々に不快感が減少し、来場されることが少なくなりました。
そして、今回ちょっとしたことで、不快感がやや強くなって、本当に久しぶりの来場となりました。しかし、不快感はあるものの、この一年のうちに体に大きな変化がみられました。
ウチに来られた当初は右ふくらはぎの筋肉が萎縮しているうえ、少しの刺激で痙攣のような反応がよく起きていましたが、今はもうそんな痙攣は起きず、さらに委縮していた右ふくらはぎは、左とほぼそん色ない程度に回復していました。
この一年の間も、本人様は動きの意識を継続されつつ、トレーニングにも励んだ結果でした。
ですので、今日のセッションも非常に簡単な調整と忘れてしまった動きと歩く訓練ですぐに不快感はほとんど消えてしまいました。
明日もがんばります。