11月のランニング集中講座が終わりました。

今日は11月29日。明日は11月最終日ですね。

 

少しブログが空いてしまいましたが、11月のイベントの報告です。

 

FBではすでに報告させていただきましたが、こちらでも。

 

 

 

 

さて、まず、去る、11月23日金曜は、ランニングのための少人数制 3時間の集中講座。

 

殆どの方がリピートで出席していただきました。

前回のランニングのための上半身の使い方講座では腕ふりの意識を変えるだけで、楽に走れたと感想もいただきました。

 

 

本日はまさに「集中講座」と言う名にふさわしく、集中的に、走ることなく、根本的な走りの改善に取り組めたと思います。

 

 

足の構造からはじまり、歩きを基本とした重心移動、足の骨の動きと体幹の関係、太もも前と後ろの関係、また全身の骨、筋肉、皮膚の感覚を総動員して身体の感覚と動きについて身体で理解を深めました。

 

 

また、もっともらしいエクササイズの落とし穴についても実例を交えてお話しする時間も取れました。

 

 

どのようなトレーニングテクニックや解剖学を元にしたエクササイズを駆使しても、その人にとって適切な意識(正しい意識、ではありません)が入っていないと、魂の入っていない動きの羅列になってしまいます。

 

 

これが、走りにどうつながるのか?説明もしましたが、それぞれ身体で感じ取っていただけたと思います。

 

 

膝に水が溜まって曲がりにくかった方も、帰りには膝が良く曲がるようになり、走り込みで脚が疲れていた方も、終わったらすっきりして、今からまた走りに行きたくなったようです。

 

 

集中して運動していながら、疲労回復促進や痛みのケアもできたということですね。

また次回は実際に走るレッスンも企画していきたいと思います。

 

 

そして、11月24日は、11月のイベント最終日

フットコンディショニング、

意識を使ったピラティスを行いました。

 

動きは最小限、意識は最大限で自分の身体を感じていきます。

例えば、膝を立て、あおむけに寝て膝を1cm動かします。

 

 

その1センチでいろいろなことがわかります。

 

 

動くところは股関節だけですが、

 

 

ある方は股関節の左が垂直に上がりません。

 

 

案の定、左股関節の違和感が常にあるとのことです。

 

 

良く見ていくと、腰椎まわり、横隔膜、頸椎あたりにも問題が見えます。

 

 

ここら辺を意識(詳細は略します)しながら股関節を動かすと、違和感が徐々に消えていきます。また股関節の安定性も増していきます。

 

 

物理的な動き以上に、意識の持ち方が重要なことは多々あります。

 

 

かなり運動を重ねている方でしたので、

 

 

「今までの運動はなんだったんだ?」ということでしたが、

 

 

たくさん運動したことがあるからこそ分かる違いだともいえるかもしれません。

 

 

特定のスポーツやそれに関連するトレーニング、ボディーワークやセラピー・・・

それぞれに特徴がありますから、通常はジャンル分けされていて、別々に考えられ、単独で完結していることがほとんどですが、

 

 

人間の身体活動には変わりがなく、そこには境界線はありません。

 

 

通常のレッスン、イベント関わらず、意識・動き・トレーニング・スポーツとの有機的な関連(ただ種類を並べるのではなく)を具体的に考えていくことは、これからもメインテーマとして続けていきます。

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