一度腰痛めて、良くはなったんだけど・・・
一度、何カ月も前に急激に腰を痛め、その後楽にはなったが、
寝た状態から、起きたり、ちょっとした動き始めに痛んだり、というようなことってよくあります。
名残がずっと残っているような状態ですね。
外部での仕事で、今日もそういう年配の男性を見ました。
この方、痛める前にもトレーニングをしていました。そして、痛めた時期は当然休んでいましたが、その後、軽快してから復帰し、毎日のように、その施設に来てはまじめにトレーニングをされています。
つまり、一般的に運動不足とまではいかず、毎日身体を動かしているわけです。
だけど、なぜ、もっと軽快していかないのか・・。
腹筋?
毎日のようにやっています。
背筋?
やってます。
ストレッチ?
まあまあやってますし、セルフマッサージのようなことや、ゆったり背骨を動かすような運動もやってます。
にもかかわらず色々な部分で、動いていない部分が多々あるんです。
立ってもらって少し動かしてもらうだけで色々な事がわかります。
ということは、何か、運動種目がたりないんでしょうか?
そんなことはありません。種目だけでいえば十分立派なプログラムだと思います。
こういう時は特に、小さな動きが非常に重要で、しかも効果的です。とは常日頃から私も言っています。
でも、今回のような場合、小さな動きのプログラムを付け加える必要性はありません。
いつもやっている種目の中で、そういうような場所に意識がいくように、運動イメージのポイント変えればいいんです。
いつもやっている腹筋のやり方を見せてもらいました。
そのままの形で、ちょっと意識をかえてやってもらうだけ。
4-5回やってもらったら「なんか、すごくスッキリしました」と言ってくれました。
その意識のポイントやイメージを見つけるのがIT'S ITO'S PILATES!!!での体の使い方の極意の一つです。
これって人によって違いますからね。
どうやって見つけるか?
それは秘密です((笑)。
ある問題にたいして、運動種目をプログラミングしてほしい!
どんなことをやったらいい?
どういう運動がいいの?
とよく聞かれます。それがニーズの一つであるというのはよくわかります。
しかし、その通りにやっても効果の出る人でない人が大きく分かれます。
筋肉が、大きくなった、ならない、強くなった、ならないだけであれば、刺激の強さや回数などで、そのままの結果は出やすいですが、
体のバランスでえあったり、使い痛みであったり、より複雑なスポーツなどのパフォーマンスを考えると
その運動をやる時の意識の持ち方が重要になります。
その人の意識がどうなっているか。ここがキーですね。
もちろんいつも難しさを感じる部分です。