最適な足首の位置
最初の画像と、2番目の画像。
仰向けに寝て膝を立てている状態ですね。
最初の画像は右脚だけが内向きです。
さて、運動をするのにどちらが正しい姿勢でしょうか?
一般的に考えれば、2番目の画像の方左右対称で足先がまっすぐで、良い姿位のように見えます。
しかし、そもそも左右対称が良いというのは誰が言い出したんでしょうか?
完全な左右対称な身体というものが存在しないということはわかっていても、やはり左右差があれば、対称に近づけようとしますよね。
もちろんこれは鉄則のようなものではあります。
でも、実際この方の身体にとっては、すくなくとも今現在、最初の写真の様な姿位(非対称)の方が身体にとって負担の少なく、効率的な動きにつながる位置だということがわかりました。
これは仰向けの状態ですが、立とうと、椅子に座ろうとやはりこの足首の位置がいいことがわかりました。
おそらくスクワットのトレーニングなんかにも応用できます。
もちろん上半身にも影響がありますので、下半身のみの問題ではありません。足から上半身ですから、その途中の体幹は言うに及ばず。これも実証済みです。
一週間、自分だけで検証もしていただきました。
私がトレーナーの立場で、押し付けているわけではなく、本人様も実感していて、実に不思議だけれども、納得して頂いています。
やはり間違いないようです。もちろん時を経て変わってくることは十分考えられます。
もちろん催眠術でもありませんよ(笑。
さて、これがなぜ正しいといえるのか? これをどのように検証するか。確認するのか。
これなしに、スタンダードを持ち出して、スクワットはこういうフォーム、ああいう姿勢、こういう角度といっても、それは一般論でしかありません。
ここがミソです。
IT'S ITO'S PILATES!!!で実際に動いてみる人だけが知り得る事実です。