手首のニュートラル
バタバタしていたら、前回のブログから、あっという間に一か月たってしまいました(~_~;)。
今回のブログの話題は手首です。
手首も特に上半身の動きに直接的に影響を与えますので、本当に大事です。
また身体の歪みが集まってくるところとも言われています。
どの部分にもいえることでしょうが、影響を与え、また受ける。
末端部分ですから、余計なんでしょう。
私自身手首部分の、橈骨、尺骨骨折の経験から、色々なことを学びました。
そういえば元大リーグの松井選手も随分前に守備の際にひどい骨折をしましたね。
私もあんな感じの骨折だったと思います。
単に動きだけの問題ではなく、体調にも影響する。これは実感です。
さて、今回のグループセッションでは、いろいろある課題の一つとして、ちょっと地味ですが、「手首のニュートラルをさがせ!」という課題をやってもらいました。
これはとにかく上腕から手首、指先のラインを上下と左右でどちらにも偏らず、なるべく指先を手首の中心から左右に放射状にのばしていくというものです。
もちろん課題はまだまだその上がありますが、今日はそれだけ。
こんな単純な動きでも、みなさん大変悪戦苦闘します。
その状態が結果的にできても、できなくても、終わった後にはあら不思議。
手首だけでなく、肩の動きが良くなっているので、みんな驚きます。
ということは動きが正しくできるできないというよりも、集中して手首を動かすことに大きな意義があるということかもしれません。
この基本的な動きの理解は、上肢を使うさまざまなスポーツの動きの技術の向上や障害予防に応用できます。
でもこういう身近な、ある意味当たり前のことに、ほとんどの人は気づいていないのが現状です。