アスリートにこそ知ってほしい、小さな動きの大切さ
本日は珍しく、いわゆるぎっくり腰の方が来られました。
厳密にいうと、定期的に通われている方の付添でいつも来られている方で、今日も付き添いで来られたのです。
腰をかがめて、座るだけでも、かなりつらそうですし、基本お盆で病院もやっていない。
スタジオは2Fなので、階段を上るのも手すりにしがみつくようにしてやっとの状態。
ちょっとついでに見てもらえませんかということでした。
それでは全身のバランスだけなら・・・
まあ、患部は後日、お医者様に任せるということで、
すこし、腰以外の身体の動いていない部分、この人の場合は、左足首、左股間節、肋骨周り、首、頭、アゴ周り・・・
少しづつ自動、他動含めて動いてもらいました。
動くといってもほとんど1~2cmほどの動きです。
15分ほどで、ほぼまっすぐ立てるようになり、立ち座りもほとんどかばうことなく動けるようになりました。
その人はずっと椅子に座った状態か、ちょっと立つかだけの姿勢です。
横になってもらうこともしなければ、一般的なストレッチもマッサージの類もしていません。
小さな動きだけでも、かなり変わるということを実感していただけたようです。
アスリートであっても、小さな動きの大切さが本当に理解できれば、パフォーマンスも大きく変わるでしょう。
ぜひ、アスリートにこそ知ってほしい。
ウチに来ている数少ない(泣)アスリートでこれを理解した人は、例外なくそれなりの結果をだしてます。
先日も短距離選手は今季3度目の自己ベストを更新しました。