オンラインセミナー、アーカイブの感想

オンラインセミナーが終わって、早一週間が経とうとしています。

セミナーにリアルタイムで出られなかった方も、もう全員視聴されたころでしょうか?

今回はアーカイブの視聴での感想コメントをくださった方がいらっしゃいましたので、そちらを紹介させていただきます。

この方は、かつてリアルの勉強会に出席されたことのある方ですので、より理解がしやすかったのではないかと思います。より詳細な形で感想をいただいたので大変うれしく思います。

以下本文となります。

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伊藤先生のセミナーに参加するのはこれで2回目になります。 今回はオンラインでの参加はできず、後日送られてきたアーカイブ動画で視聴させていただきました。先生らしいロジックな部分と型にはめない発想力、途中で1台のカメラ?が切れてしまうというハプニング(笑)と、あっという間の2時間強でした。 特に、呼吸から相手のニュートラル(正しい)なポジションや動きを導いていく(指導する)という発想は、これまでにない新しい視点で大きな収穫でした。 一般的にニュートラルな姿勢の指標となるのが解剖学的肢位ですが、やはり個人差がでてきます。要するに教科書通りにはいかないのです。ただその個人差は決して大きいわけではなく、小さなもので見た目ではわからない程です。でも、その数ミリ、足首の角度を変えるだけで動きのスムーズさが劇的に変化します。それはセミナーの後半で見ることができ、とても参考になりました。普遍的かつ、相手が実感できる「呼吸の活用法」は限られた時間の中でスピーディーかつ正しく判断をするために有効な手段となります。

アーカイブの視聴後は早速、妻で実践しました。 運良くといいますか、最近早朝にふくらはぎがよく攣るというので、足首の動きを観て、前述の呼吸を活用しニュートラルなポジションで数回まずは他動的(インプット)に、次に自動的(アウトプット)に動いてもらいました。その場で足首の動きがスムーズに、前脛骨筋周辺のむくみも引いていきます。狙い通り、翌朝開口一番「足がめっちゃ軽い!」と妻が言ってきました。

足首を動かしながら、2点気づいたことがあります。それは血流です。いつもの動き=癖のある動きでは足裏にコンタクトした私の手には、血管の脈の動きを感じなかったのですが、ニュートラルなポジションで動かすと「ドクドク」と流れているのを手で感じるのです。これには驚きと共に、普段動かせていないところを動かすのですから、血流が促進されるのは当たり前のこと。これまでは理屈ではイメージできたり、皮ふの色で判断できたりしていましたが、実際に手で実感したことがなかったので、と思わず「え!」と声が出てしまいました。

そして、もうひとつ気づいたのは、指導者側にも変化が起きている点。それはニュートラルなポジションに近いほど、指導者自身の呼吸が軽くなること。これにも驚きました。まだ実践して間もないので、引き続き経過を見ていきたいと思いますが、相手と共鳴しているのだと感じます。 その他にも、中高齢者への指導が多いので背中を伸ばす際のポイント(動きの意識の仕方)やエロンゲーションなど現場で応用できる有益なヒントが沢山ありました。 今後は、オフラインで参加できたらいいなと思います。 改めまして、講師の伊藤先生、ホスト役本橋先生に感謝申し上げます。

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ニュートラルであったりいい動きを探っていく場合、「正しい」ってやはり一方的に押し付けるものではなく、指導側、指導される側がともに実感して初めて身になっていくものだということをわかってもらって本当にうれしく思います。

かく言う私も常に心しながらやっていかないと、つい忘れてしまいがちです。

でもこういったことを地道に続けると本当に失敗が少なくなるように思います。

また、早速実践までしてもらえて、新たな発見までしてもらえるなんて、すごいとしか言いようがありません。

他にも何件か感想をいただき、今後の参考として活用させていただきたいと思っております。また大変勇気づけられ力になりました。ご参加の皆様本当にありがとうございました。

また質問等まだ受け付けておりますのでご連絡くださいね。

以上です。ご視聴ありがとうございました!

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