県外出張で声楽の方々のセッション。

FBやインスタで投稿もしましたが、7月4日日曜日から7月5日月曜日まで、有馬で3ヶ月ぶりの声楽のリトリート合宿に参加しました。

有馬には今年4月に初めてお邪魔して、ありがたいことに好評をいただいて今回2回目となりました。前回からリピートの方もたくさんいらっしゃり、またまた盛り上がりました。

初めての方も口コミで来て下さった方もいて、結局定員いっぱいだったようです。

いずれにしても、身体は、特に骨格筋系は運動器とはよく言われますが、声楽をする方にとっては楽器でもあり、開業して以来(実は開業する以前からですが)、ずっとテーマとしてきた私が考える「基本的な身体の使い方」というものは、スポーツやトレーニングに限らず、日常生活であろうと、芸術であろうと、側弯だろうと、変形があろうと、障害があろうとほとんど関係ない「身体の使い方」なんです。

その特徴は、まずどこどこの筋力をつけるとか、そこどこどこが硬いから柔軟性を・・という発想からまずいったん脱却し、そのままの状態をまず認めることから始まります。

そのままの状態で、どう改善できるのか??

これがなかなか受け入れられない笑。

その重要性を伝えることができる場として、この有馬で初めて一度に多くの方々に認めてもらえた? かどうかはわかりませんが、それでも効果そのものを認めてもらえたというのは本当にありがたいですし、その考え方を共有してくださったのは、私が最初に想定していたスポーツやトレーニング界の方ではなく、芸術の世界からっていうのは若干皮肉ではありますが、それ自体は人間性・力量を含めて私自身に責任があることだと思っています。

さて、月曜日の午後から奈良に移動して奈良に一泊。月曜は二日酔いもあり早く就寝したので、朝早く目が覚めホテル周りを歩いていると春日大社の道案内があり、歩けるところにあることがわかり、春日大社に参拝。朝7時の時点で歩数は13,000歩を超えました笑。

本殿の奥は原生林(後で聞きました)で、柏手を打つと森の奥にに響き渡り、たしかに何か奥から応えていただいた氣がしました。

その後、朝から、これまた声楽のコーチとともにパーソナルのコラボセッションを朝から夕方までぶっ通しで行いました。

なんと松阪からもクライアントさんが来られました。不思議なご縁です。

さてセッションですが、次々にクライアントさんが来られて、声楽コーチ、私、アシスタントコーチで3対1の、クライアントさんにとっても非常に贅沢なセッション。

どんどん声が変わり、精神まで解放されていくのが手に取るように分かります。歌の持つ力にはいつも圧倒されます。

発声を変えていくのに大きな力は必要ありませんが、立ち方を少し変えたり、重心を変えたり、歌いながら今まで使ったことないところを活性化すると、汗が吹き出し、その人にとってもかなりの運動になっているのがわかります。そして、表情まて明らかに変わります。

またコーチの先生の的確な指摘があるのでこちらも非常にお手伝いがしやすく、本当にあっという間に時間がすぎていきました。身体と心って本当につながっているんだなと強く実感します。さらに朝は春日大社まで参拝にいけて素晴らしい時間でした。

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