細かく、局所的かつ微妙な動きと「全身の動き」・「痛み」

グループセッションはない日ですが、昨日も何人かのプライベートセッションがありました。

中でも印象に残る例、というかよく似た事例があるので・・・ということで覚書的に。

・・・ここ最近痛み止めを手放せないほど、首右側から頭にかけての痛み、違和感などでどうしようもなくて、来場された方。

全身をいろいろと観察したのですが、どうも首に関しては、首の前額面の動き(かしげる動き)、特に頸椎上部の動きで制限がある模様。痛みがある反対側の斜角筋あたりも少し硬いようです。

10年以上前に事故でかるい鞭打ちの既往もあることから、それも影響しているのかも。

いずれにしても、首は触らず、そこに影響していると思われる頭部や顎関節まわり、肩甲帯、腕、胸部の部分のリリースと、そこから今一番不足していると思われる、非常に微妙な首の動きの訓練を行って、「楽になった」と言って帰られました。

アゴの動きにも制限があるようなので、顎の動きの軽いものをすることをお勧めしました。

この方にかぎらず、結構アゴの問題で身体の動きが悪かったり、実際に痛みなどの悪い症状が出ている例が多く見受けられます。

実際やっていると、「ホントにこんなちょっとした動きで楽になるの??」というくらい小さな動きなので、自分の身体でもホントに細かいところ動きというのはわからないものなんですね。

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