親指の使い方
親指の使い方
日本古来の武術の身体の使い方では鍛練法として、手首、手の甲、指先をしっかり使って(もちろんそれだけではないですが)いく鍛練法があります。
先生曰く、身体の内部、内臓までを強化する運動だということです(これははっきりとはわかりませんが、経験的にお腹を打たれるときのお腹の防護にかなり効果があるようです)。
また手首や指先までしっかり意識することで、背中の力がうまく使えるのです。
これは実践してみての実感でもあります。
ひるがえって、今指導させていただいている多くの方、
特に女性の方が多いですが、ピラティスの動きだけにかぎらず、手の指、手首、手の甲などの使い方に癖ができて、いろいろな問題を起こしているケースが見られます。
手首の力が抜けている、指に力が入りにくいなどなど、特に親指はさまざまな形で問題なっています。とくに肩の痛みとかなり関係しているように思います。
今日もいたみなどの問題はありませんでしたが、そんな現象をみました。もちろんセッションの終わりには指の動きはよくなりました。
人間の身体って本当に不思議です。