釣りと身体パフォーマンスの共通点?

いつもFacebookをチェックしていただいている方はご存じでしょうが、実はわたくし、ここ数年、日常的に釣りを楽しんでいる・・・というか、新鮮な魚を子どもたちに提供するため(笑)という感じで、単に趣味と言う域を超えて、やっています。(もちろん非常に楽しんではいますが)

基本的に常にオカッパリ(陸釣り)専門、しかも基本同じポイントで、船で出かけることもあり得ません。また、マニア的、専門的な道具も持っていません。あまりお金をかけず、時間も最少で、かつ効率的においしい魚(魚介類)をゲットするべく、日々精進(?)しています。

トレーナーとして活動するには、呉市広という拠点は、決して恵まれた環境とは言い切れないかもしれませんが、こと釣りに関しては非常に恵まれています。大衆魚は言うまでもなく、時節や条件が合えば、結構な大物や高級魚が、船で沖や磯に出なくても近場で釣れる可能性が十分にあります。

ここ数年、と書きましたが、平均で週一回~二回くらい、同じポイントで同じ水面から中を観察していると時期によって変わるのはもちろん、同じ時期でも、当たり前ですが、その年その年で、釣れる魚の状況や種類が微妙に違います。

また、私が日々通う釣り場は、他の釣り場と比べるとおそらく、潮の流れも多彩です。大潮、中潮、小潮、長潮・・・いろいろありますが、通常、釣りの常識、基本中の基本のセオリーとして、潮の干満の大きい大潮が釣りには良く、「上げ7分、下げ3分」が魚の活性が高いと言われます。

しかし、そこはセオリー通りではありません。

潮が下がっている時の方が魚の活性が高い。大潮の日は意外に釣果が悪いことが多い。

また、同じ上げ潮のなかでも潮の流れが最初は右から左へ流れていたのが、潮が変わっていないのにもかかわらず反対の右へ流れ出したりということがよくあります。また、表層と下層の流れが逆になっている(ように見えるだけかも)こともあります。

さらに、これも瀬戸内海ならではかもしれませんが、突然、脈絡なく(本当は何か原因があるとは思いますが)海全体がザワザワしだして流れが急に早くなることもしばしばです。

こういう時にいわゆる離岸流とか、ダイバーなどに恐れられるダウンカレントと呼ばれる現象があるのかもしれません。とにかく、水温や、天候、気圧、潮の満ち引き、風向き、海底の地形、色々な条件で複雑な状況が見られるのだろうと思います。

海って本当に不思議です。

こうやって一人堤防に座って、海の変化を感じるだけでも、本当に飽きが来ません。「これってなんでかな~」などと一人、新発見をしたみたいな気になって想像力を働かせるのも楽しいものです。

総合的、多面的な視点の重要性に対して、定点観測の重要性も感じます。あちこち視点を変えてるとわかることもわからない。

人の身体を見るときも、同じじゃないでしょうか。矛盾していますが、一般的、総合的な視点、色々な観点から考えることも必要ですし、一つの指標を頼りにその人一個人をずっと見続けることで、初めて見えることもある。

また、ちょっとした運動をしたときの心身の変化を見る。微妙な変化の中にもいろいろな発見や新たな疑問などが生まれて尽きることがない。そんな気がします。そういう意味では、釣りもこの仕事も、私にとってはあまり違いがありません。

そして商売・ビジネスとしても非常に面白い示唆を与えてくれます。「潮流の変化と自分のできること、なすべきこと。」こういうことが何となく見えることがあります。これについてはまたの機会に、気が向いたらなんか書きたいな~と思っています。

さて、話を戻して・・・ちなみに今年はメバルが全くと言っていいほど釣れませんでした。おかげで春の釣果は芳しくありませんでした。そのかわり、昨年は全く釣れなくて姿も見えなかったアジが好調です。またサヨリも、ここでは秋が一番釣れるのですが、去年は全くダメで、サヨリ食べたさに浮気して、他所に出張に行きました(笑)。今年はすでに稚魚があちこちで見られていて、10月ごろにはいい感じで釣れてくれるでしょう。

また前置きが長くなってしまいました・・・「釣りと身体パフォーマンス」でしたね~。実は本題はまだなんです(笑)。

意外に前置きの長さの割に、本題は大したことなかったりして(笑)。

と言うわけで、期待しないでまた次回(笑)。

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