Alexander Bohlander氏のワークショップに参加してきました。

歩くということを考えるワークショップ。

ドイツの理学療法士でPolestar PilatesのEducatorでドイツ、スイス、オーストリア、フランスで活躍するAlexander Bohlander氏。福岡のPilates Labにてワークショップ❗️

Open the gait 出席してきました。

基礎的な部分の確認がしっかりできました。またPNFの見地からのwalkingへの応用はなかなか面白かったですね。

やはり「無意識的な運動」として歩きを捉え、これを変えることがいかに重要かということを強調されていました。

やはり手法は違えど、目標とする考え方は同じなのです。

無意識的な運動は、効率的であろうがなかろうが、関係なく我々のからだに沁みついて行きます。

別の言い方をすれば、我々が理性的に「正しい動きはこうだ!」とわかっていても実際にそれを自分の身体で表現することは非常にむずかしいのです。

ただこのありふれた動き、かつ無意識的な動きをある程度制御できなければ高度な身体機能の統合である、ランニングやその他、複雑なスポーツでも当然ながら思い通りになるはずがありません。

また、動きを変えるという目標に関しては、一般的なトレーニングの原則でいわれる、過負荷の原則や、漸進性の原則は必ずしも当てはまらないことも多いのです。

理論に当てはまらないからと言って、とるに足らないものなのか?無視していいのか?

そうではないはずです。

一般的に言われることや理論、エビデンスはどうあれ、そこに存在するものは存在する、しないものはしないのです。それをありのまま見るか、見ようとしないかだけの違いです。

そう言う意味では、新たなパラダイムが確立されなければならないような気がします。

今は健康ブーム、運動ブーム、そして東京オリンピック開催決定におけるスポーツへの関心の中、こういった考え方とトレーニング、スポーツが混同され、玉石混交。

いろいろな融合するのは基本的にいいことだとは思いますが、どれがどうなのか非常にわかりにくい状況があります。私も実はよくわかりません(笑)。

いずれにしてもこういったことを体感したい方は是非IT'S ITO'S PILATES!!!へ。

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