芸術活動とボディーワーク

先日、音楽や絵画など、芸術分野で活動されている方のセッションを行いました。

もう何回目かのセッションですが、身体が楽になっただけでなく、声の出方などに変化がでてきたということで、喜んでいただけているようです。

　今後も、セッションで身体の感覚を磨いていくことで、呼吸をはじめ、身体の姿勢を自由に操れるようになれば、声にもバリエーションや表情が豊富に生まれるのではないかな？と勝手に考えています(笑）。

　今回は絵画で、描く際に負荷がかかる手から腕にかけて、痛みやだるさが出るということで、セッションをそちらを考慮に入れながら進めました。姿勢や重心、呼吸の仕方や、動きのクセなど、少し手から離れた部分での修正や誘導で、最終的には、手と腕の愁訴はかなり軽減しました。

この方は本当に人生にも積極的で、ご自分の活動に関するこれからの目標、そして、そのためにより自分の感性や身体を有効に利用していきたいとの希望を持たれていて、今回、縁あってIT'S ITO'S PILATES !!!に来てくださいました。「これ（セッション）は本当に私に必要なこと。いいタイミングでいい出会いをもらいました」とおっしゃってくださり、本当に恐縮してしまいました。

いずれにしても感覚を研ぎ澄ましながら動きの訓練を行うというところは芸術にしても最終的に同じようなところに行きつくんだということを再確認でき、本当に力をいただきました。

こちらこそ、出会いに感謝です。