多忙な2月、3月と恩人の思い出

2月中ごろから、トラットリアバー・ルーチェさんとのコラボ・ランチ会ではピラティスとランチのコラボという初めての試み、これはなかなか新鮮でいろいろな方に「コラボやったんだってねー」言われ、結構、話題?になったみたいでした。

後半には岡山フィジオスタイルにお邪魔したり、27日には一般向け身体のゆがみワークショップ、これは満員御礼!

つい先日は尾道でランニングのワークショップ。昨今のランニングブームでこういった仕事をちょくちょくいろいろな方からいただくようになりました。このワークショップも広島に来てからできたつながりの中で目標とする大先輩にあたる方に紹介していただいた仕事です。元ランナーそしてランニングからボディーワークを始めた人間として本当にうれしい仕事です。

3月しょっぱなは三重大研究生、筑波大大学院、学生としては7年間、その後もずっと公私を通じてお世話になった恩師の征矢先生の講演を聞きその後、朝まで久しぶりに征矢先生と飲みました。征矢先生のことを話すとまー、止まらないくらい、本当に今の私があるのは先生のおかげと言っていいくらい大きな影響を受けました。

実はその先生を紹介してくれたのが、今は亡き、三重大教授だった藤田先生でした。藤田先生も陸上出身で投擲の名選手。アジア大会経験もあるすごい先生でした。藤田先生は晩年白血病を患いましたが、奇跡的に大学に復帰されました。復帰された時には、征矢先生も含め、何人かで一緒に近くの居酒屋で飲んだことも良い思い出です。残念ながらそのしばらく後、また悪化し、闘病されていることを噂でききました。そして、ちょうど私が筑波で勉強しているときに先生の訃報を聞きました。急遽三重に帰りお葬式に出席させていただきました。先生は天国から見守ってくださっているでしょうか?

そしてその藤田先生を紹介してくれたのが、当時のバイト先の三重大生のある女の子。彼女は三重の地元の名士の御嬢さんですが、なぜかよく話すようになって、たまたま私が競技のことで悩んでいるときに、ひょんなことから紹介してもらうことになったのです。本当に人のつながりって不思議です。

さて、征矢先生ですが、恩師といっても、私の場合、先生と出会ったのは私は24~5歳ころ、先生は三重大の体育科教育学部の若手研究者。私より10歳年上で34歳、今考えると本当に若かった!少し歳の離れた兄のように接していただきました。先生は人を乗せるのが本当にうまくて(笑)、研究なんて全く興味のなかった私もいつの間にか、陸上に関連付けて、生理学、生化学にに興味をもち、論文を読むようになっていました。トレーニングの傍らですので他の院生と比べると全くですが、それが最終的に先生が筑波に移られてから、筑波の修士の試験を受けることにつながりました。何か自分の意思以外のなにかに導かれるように今の生活につながっているように思います。これも神様、ご先祖様のお導きと思わずにはいられません。感謝。

本当にいろいろな方のご厚意、善意によって導かれている幸せを感じます。私もまたそういう人間になれるよう頑張っていきたいものです。

 

 

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