オンライン・セッション続報
通常営業になり、約一か月たちましたが、状況はもとどおりではないものの、スタジオのセッション状況は確実に上向いてきています。
また、この機会に、ホームページの全面的なリニューアルをしようと思い立って、そして今度はなるべく自分で中身をいじれるようになりたいとも思い、わからないながら、必死に取り組んでいます。毎日が挑戦ですね。
一つのページでも何度も最初から書き直したり、写真を選定したり、あるいはまだ全然手は付けられていませんが、ページとページの構造をどのように組もうかなんて、ただ考えているだけでも時間があっというまに過ぎてしまい、全く何も進まない、なんてことも笑)。
あと何か月かかるかわかりませんが、なんとか来年年明けに公開出来たらとおもっています。このブログは過去のブログも含めて、全部引っ越ししたい、動画も載せたいとか、お客様の声もどんどん更新できるようにとか、やりたい事山積みです。
特に、IT'S ITO'S PILATES!!!のコンセプト、つまり本質についてどのようにわかりやすく表現するかということに頭を悩ましています。対応幅が広いだけにそこが悩みどころです。そういう意味では、自分が言いたいということもあるかもしれませんが、やはり、お客様が感じてくださったことをうまくまとめていくのがい一番いいのかなと思っています。
さて、お客様の声といえば・・・
先月のオンラインセッションの影響について、音楽を海外で勉強している方から、以下の続報のメッセージをいただきました。
「良い試験結果に結びついたという報告です。先日、指揮法の試験があり、これは、合唱の先生をするための授業で、自分も歌いながら指揮をするのですが、ここのところずっと試験勉強ばかりしていたので、上半身がものすごく凝っていたのです。
幸い、試験が2時間遅れだったので、待っている間にじっくり、オンライン・セッションの時に、先生に教えてもらった動きをしたところ、ものすごく高い音がシュルっと歌えて、指揮の実技もよかったみたいで、満点をもらいました!!
ちなみに、高い音を歌わないといけなかったのは、私の選択ミスです笑)
首や肩が硬いと、高い音は簡単には出ないのですが、思わぬところでめちゃくちゃ助けられました。勉強疲れの時に時々していたのですが、歌うための準備としては初めてでした。」
以上です。
本当にすごくうれしかったです。
基本的に、疲れをとったり、ラクになるというのは、当然といえば当然のこととして、やはりパフォーマンスで証明してもらえたということもまた更にうれしいことなんですね。
やはり感性の素晴らしいところは、首や肩が硬くなると高い声が出ない、(いくら練習していてもパフォーマンスが発揮できない)ということをしっかりと認識されているということです。考えてみれば当たり前のことかもしれませんが、実際はなかなか難しいことだと思います。
また、単純な些細な動きを、常日頃から取り入れてやってくださっていなければ、こういうこともわからなかったはずです。
さらに、その動きの訓練が、うまく声を出すためのトレーニングとしても機能する可能性、日頃の歌の練習にマッチさせれば、その練習の効果を高める可能性があるということですね。
コンディショニングとは理解されても、パフォーマンスとなるとちょっと直接的には理解されづらいところです。
音楽のような繊細な活動だからできるんでしょ?という声も聞こえてきそうです。
スポーツでも、同じなんだけどなあ。
本当にすごーく重要なんです。
世の中一般的には、コンディショニングは例えば、マッサージや治療的手段で疲労を取ることをコンディショニングとして、パフォーマンスには、その運動、活動のスキルそのものの練習や筋力アップ、柔軟性を高める、持久力アップなどと分けて考える傾向が強いのかなと思います。
「身体の使い方」という概念も最近だいぶん一般的になってきましたが、結局は、中身を見れば、あるあまり使われていない筋群の筋力トレーニングだったり、ストレッチやリリースという考えから離れられていないような気がします。
そんなことじゃなく、問題はもっともっと、もーっと、基本的な部分です。
IT'S ITO'S PILATES!!!では、コンディショニングやパフォーマンスにわたる、その両方の”超基本的な”部分、もっとも古くて、もっとも新しい問題をカバーするものを提供しているので、そのどちらへでもシフトして応用できるというのが特徴です。