腕と体幹をつなぐ。
腕と体幹をつなぐ
もちろん、腕と体幹は靭帯や筋肉などでつながっていて当たり前なんですが、
問題は力が無駄なく伝わるかどうか。
力がつながった状態って実はすごく難しいことです。
ランニングで、いかに腕を強くきれいにまっすぐ振っても、
実際は上半身と下半身、あるいは左右のパランスをとってるだけのものがせいぜいで、推進力にはまったくと言っていいほどつながっていないことがほとんどです。
肩甲骨が動いていない?
肩甲上腕リズムが・・・機能が・・・・
動いても、機能が正常でもつながらなきゃ同じこと。
腕全体が体幹とつながった状態がわからないからです。
ほとんど静止した状態でもつなげた状態は難しいですから、動きの中でつなげるのはもっと難しい。
でも、わかれば、どう鍛えればよいかもわかります。
巷ではもっともらしく「運動連鎖」「キネティックチェーン」というような言葉で表現されますが、
ただその連鎖(チェーン)の過程にある筋肉全体を鍛えればよいわけではありませんよ。
言葉は言葉。
すべてを表現しているわけではありませんし、意味合いに相当な幅があるので、言葉に騙されてはいけません。
大事なことは実感できるかどうか。
実際に効果的か否か。
これは実際に体験してみないとわかりません。