姿勢と目の動きの関係
目の動きは良く取り上げる話題の一つですが、今週の姿勢講座の中でも目の動きを取り上げてやっていきました。
なぜ姿勢講座で目の動き?
と思われる方もいるかもしれません。
少なくとも視線は姿勢・動きに大きく関連します。例えば、眼球の動きは後頭部の後頭下筋群と密接に関連しています。後頭下筋は頚椎と後頭部を結ぶ小さい筋肉です。試しに、頭を動かさずに目だけを左右に動かしてみてください。目だけを単独に動かそうとしてもそうそう簡単ではないことに気づくはずです。
頭部は身体の中でも大きな重量のある部分のひとつです。
当然頭の位置は姿勢に大きな影響を及ぼしますよね。
ちょっと強情な人は笑)、いやいや、目だけをちゃんと動かせるよ!とやって見せるかもしれません。
力技で首や全身を緊張させて目を動かしていないですか?
たとえ、見た目上だけでも、目だけ動かせたとしても、頭を一緒に動かしたくなることに気づくでしょう。
動かしたくなるという時点で、すでにそこは関連付けられているということです。
この、「あまり動かす必要ななさそうなのに動かしたくなる」というところに意識の重要なポイントが隠されています。
さて、こんなことを書くつもりはなくてもっと違うことを今回は書こうと思っていたのに、なんか話がそれてしまいました。
実は先日の姿勢講座にサッカーの関係者の方が来て下さり、この目の動きのルーチンをやっていて、ビジョントレーニングの話になり、非常にヒントになったという話をしてくれました。
そんな話から久しぶりに目の動きについてもう一度ちょっと調べてみると、またまたいろいろと興味深い事実とヒントがわんさか。でも基本的に実践と観察でしかわからないことですからね。またその話はまた気が向いたら次回に。