入力と出力
とにかく日々に追われている間にもう師走。1年の振り返りの時期ですね。

昨年の後半から、今年の後半に入るまで、とにかく引っ越し前と後のゴタゴタ、バタバタ、右往左往の騒動で、日々をこなすのが精いっぱいで、仕事の進化に関する部分で、なかなか突っ込んで、新たに実験したり、熟考・反芻して書き留めたりということはほとんどできなかったことは本当に反省点ですが、それでも、ここにきて何とか少しは、少し徐々にこちらでの仕事の進め方のペースが後半からつかめてきた感じがあります。
あの状況をよく乗り切ってきたなと自分をほめたいし、またさらに家族や、以前からのお客様、友人、新たに出会った方々など、周りの方々にも本当にサポートされてきた一年でした。改めて感謝です。
さて、ここ最近、やはり私のセッションを知らない方が多い土地で、お客様だけでなく、いろいろな運動指導に関連する方々にお会いして私の指導の原理などを説明させてもらう機会が多かったですが、その中で、当然、意識と動きということがテーマではあるんですが、よりわかりやすくいえば、「入力」(感覚・認識)を中心に「出力」(運動発現)を考えるということです。
つまり、ある目的に対して、どのような形の運動を何回するというのは「出力」であって、その出力を変えるためにはそもそも「入力」がどうなっているのか、どう感じて認識しているのかをしっかり理解しなければ、根本的な解決は難しいということです。
秋に筑波大学の恩師で、脳フィットネスを提唱する、征矢先生と話した時にも、このことは話題の中心でした。
より分かりやすく言うと、耳がもともと聞こえない人(入力つまり聴覚)は、口や舌、声帯をうまく使って会話や発音(出力つまり発話)がうまくできないのと同じなんですね。
そして入力は皆同じだと思っている方々が多いですが、非常に大きなばらつき、個人差があります。
育ってきた環境、習慣、日常動作、感情、体調、体質、反射などが絡まり合い、刻々と変化もします。それをうまくとらえれば、非常に短時間で大きな効果を得ることも可能です。
ほかにもいろいろとキーワードはあるのですが、それはまたの機会に。
というわけで身体だけでなく、心にも良い影響を与えるのも特徴です。
なかなかメソッド化しにくい部分ではありますが、これからもより分かりやすく説明できるよう、そしてもっと多くの方々に理解・実践してもらい、その利益を受けてもらえるよう、さらに精進していきたいものです。

