9/23日(祝)セミナー終了!うれしい感想をいただきました!

「頭頚部の動きと意識から見るコンディショニング」終了しました。私自身、これまでの知見を集めてのある意味集大成的なセミナーと位置付けていたので、待ちに待ったセミナーでもありました。

さらに今回はリアルセミナーと、オンライン形式とを同時にやるということで、いつもお世話になっている東京のトータルフィットネスの本橋先生にもZoom担当でご協力いただいて、初めてながらトラブルなくできたことに本当に感謝しています。ありがとうございました!

参加はリアルとオンライン・アーカイブ視聴含めて、遠方からの参加があり、広島はもとより、東京、福岡、宮崎、静岡、茨城と、いろいろなところからご参加くださいました。そしてそれぞれの方に、広島・呉、そして広商店街のIT’S ITO'S PILATES!!!から発信できたことが本当にうれしいです。

セミナー後の懇親会でもいろいろな質問や意見などが飛び出し、懇親会に参加できなかった皆様からも、メッセージにて、みなさん本当に刺激を受けた!とおっしゃっていただきました。オンラインの方々も、やっぱりリアルで受けたい!とも。

今後さらにいろいろなテーマで勉強会を実施していきたいと思いますし、もし、どこかでセミナーのご要望があれば、どんどんやっていきたいと思いますので、読者の方で、ご興味ある方は、是非ご連絡ください。

以下、今回の勉強会での学びについて感想をいただきましたので、以下に原文のままご紹介いたします。

 

 

 

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伊藤喜昌先生によるセミナー 「明日から使える!頭頸部の意識と動きから見るコンディショニング」に参加した。 伊藤先生のお話やセミナーは何度か体験しているが、今回は問題の多い頭や首に関するコンディショニングと言う内容なのでとても楽しみにしていた。

 体の問題の多くは、頭や首に異常の割合が高く存在していて、そこを見ずに腰や膝の痛みを改善しようとしても結果が伴わないことがある。 頭には脳を始め、体の司令塔となる器官が沢山あり、そして5感の内の4感が関係する器官も収まっている。 仏教でも重視されるこの眼耳鼻舌は単に物を見ることや食べ物を味わうだけでなく、生きる上での重要器官である。

 それらが機能していない人が世の中にはいらっしゃいますが、機能しているからこそ、その過剰な使い方や偏った使い方が身体の様々な不調につながっていると思っている。 伊藤先生のお話しを聞いていると、ところどころに意識の話が出てくる。 本来、意識と器官は一緒で離して使うものではない。 この離して使うことに現代人の不調の大きな原因のひとつがあると考える。 目だけ使ってデスクワークをする。 イヤホンで音楽を聴きながらスマホをいじる。 時間がないのでただ食べるだけの食事。 このような体の使い方はまさに機械的に作業をしているだけであり、そこに意識による使い方がない。 このような体の使い方をしていると、物質を消耗させただけになり、それが体の各部位の不調になると伊藤先生のお話を聞いていて考えさせられた。 私自身このように考えながら使う耳の使い方はまさに意識を使った使い方と言えると感じた。

  伊藤先生のお話しは論理的で物事を組み立てて説明してくださる。 ご自身がトレーナーとしてどのようになりたいか、どんなセッションをしたいのかが良く分かった。 だからどんな組み立て方で体を変えていくのかが見えてきて、今回はその中の頭頸部のコンディショニングを実例を交えてご紹介いただいた。

  実技では体の観察から、目、顎、舌をゆっくりと小さく動かすことによりどのように変化するかを行った。 伊藤先生の体の問題や異常部位を探す目は確かで、しかもそのスピードは早い。 そして、その異常を指摘するとすでに問題は解消されていることが多い。 その異常部位は問題部位と一見まったく関係のない部位に思えるのだが、実際に問題は解消される。 そのような現象を目の当たりにすると、例えば首が痛いから首のストレッチングをする誰にでもできるアプローチでは、上手くいかないのが当たり前であることが分かる。 体の本質的な問題を解決するにはやはり伊藤先生のようなアプローチが最適であると思う。 体を動かすことは健康に良い、不調を起こさないためにも大切であると言うことは誰でも理解していることだが、それをどのように行うかが動きの根底にある。

  実際に私自身も目や顎をわずかに動かして見たが、形だけ動かすのと、意識を使って動かすのでは動きの質が違うのは明らかだが、結果が大きく違うことにも気づけた。 ただ目を動かすのと、目の器官でないところで動かす感覚である。 このような基礎的なことを伊藤先生には教えていただけるので、色んな応用が出来て、頭の中で「このようにしたらどうか」とたくさんの発想が生まれる。 それも形だけをなぞるセミナーだったらそのようなワクワクする発想は生まれないだろう。

 このような頭の使い方が自身の見識を高める最良の学び方だと思っている。 実技直後の首の動きの改善、舌の腫れや舌や顎の動かしやすさの改善、頭や視界のクリアな状態への改善はすぐに変化を感じられた。 実際にどのようにして異常部位を探して行くかはこれからの課題になるが、まず自身の見識を高める布石を打っていただいた。 そこからどのように碁盤の石を埋めていくかは私と他の参加者ではそれぞれのものになるだろう。 どんなものになろうともどのように石を打つかを知らなければ、碁盤は埋められない。 東京から広島まで行く価値の高い勉強会は素晴らしいものであり、充実感と満足感に浸りながら帰京した。

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以上です。ご参加ありがとうございました。

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